デンジャラスKの憂鬱

「日本初超接写ラーメングラマ一」好き→コア系お笑い芸人、メロコア&パンク、アニメ。推し→同郷の雄「ガガガsp 」と「メガマサヒデ」、su凸地獄教祖様、自称→無差別いいねクリッカー、闇雲リツイート童貞君、厄払い重課金者。座右の銘「朝剃った髭は夕方には生える」※トップ画は本人イメージです。

90年代のSNS機能を果たした深夜ラジオについて

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今から30年前は今のようにSNSがない時代であった。一般的に情報を得る為の手段としては

・本や新聞などの活字媒体

・テレビ

・ラジオ

・友人から

この4つくらいであった。

発信する側と受け取る側両方が取捨選択の媒体が極めて限られていた。(その当時は2020年でこんなに科学の進化で便利になってるなんて考えもしていない。)

その当時はこの限られた手段で好きな事の情報を得ていた。

深夜ラジオについて

その当時(1990年代の)若者はこぞって深夜ラジオを聴いていた。

今も深夜ラジオは存在するが、SNSがない時代なので少し存在定義が違うかった。

学生が深夜に部屋で1人で布団の中や机の前でこっそりと聞いている感じ。

深夜の娯楽がないのでラジオで音楽聴いたり、パ一ソナリティのト一クを聴いて過ごしていた。

深夜ラジオとSNSの共通点

ラジオというメディア媒体は一方的に発信者が情報を流すという垂れ流しでは無く、視聴者からのハガキなどで視聴者も参加できる方式が取られている番組が殆どである。(現在はツイッターなどで素早く視聴者も参加できるようになっている)。

ネタ系の番組であれば、ハガキで大喜利のネタを投稿。音楽番組であれば、聴きたい曲又は広めたい推しの曲をリクエスト、悩みを相談したいなら相談のお手紙などなど。

これをラジオの番組内でパ一ソナリティがテ一マによって回す感じ。

そして発信者も特に芸人がテレビ出演した時の裏話などもラジオなどでこっそり発信したりもした。特にラジオはローカル放送が守られており、基本再放送も無く、多くの人というよりは限られた人に向けての発信ができたのだ。

まさに90年代の深夜ラジオは、ツイッターの機能である投稿と拡散ができるものであった。

 

元祖炎上系・サイキック青年団

90年代は情報溢れていない時代。世に出ている下世話な事や芸能界の裏話、社会の裏話など、現在であればネットを調べたらすぐに辿り着く情報を扱っていたのが【サイキック青年団】という深夜ラジオ番組である。

例えば、、芸能人のズラ情報とか今であればツイッターでコメント探ればいくらでも出てくる。しかし90年代はそんな裏の情報なんて入ってもこない!芸能界=TVの時代。中にあるものしか分からない。このような芸能界のズラ情報なども赤裸らにこの番組では扱っていたりした。

調べても知り得ない情報を扱うこの番組は一部マニアの中では脚光を浴びる存在であった!

 

詳しくは下記のサイト参照

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E8%AA%A0%E3%81%AE%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%AD%E3%83%83%E3%82%AF%E9%9D%92%E5%B9%B4%E5%9B%A3

 

過激な内容から炎上という形?で終了してしまったこの番組。

今考えると最先端の裏情報(今だと裏でも何でもない)を扱っていた攻めた内容だったと思います。

 

深夜ラジオは情報を得る機能と承認欲求を満たす為のツ一ルであったと思います。

 

なお、サイキック青年団は当時のサブカルチャーなどを多く扱っていた伝説の番組です。興味あったら調べてみてね。

 

終わり